ノーマライゼーションのまちづくり

長い間の都市計画の中で旧来からの市街地は、「商業近代化」「中心市街地活性化」などと唱えられながら、全体的には見過ごされ、「消滅地域」の危機にあります。

全国的に「少子高齢化」「人口減少」「若年人口減少」が顕在化し、特に３.１１東日本大震災以後、地方の疲弊が顕著になるに及び、例えば介護、介助を含む総合的なまちづくりの方策が求められています。

私達はこれまでも、改造型の再開発事業ではなく、旧来からの市街地の改良事業とその縁辺部の新規開発事業との組み合わせで、再生都市整備事業を進めて来ました。一方、「イオンモールつくば」など新規開発許可も進めて来ました。

今、国家施策として「地方創生」が主導されています。それを現実には、旧来からの市街地の「地域創生」と見定め、普通の人々が安定的に暮らす「地域」の人口増加を目指して、まちの再生を推進します。